ドイツ「おじいちゃんギャング」に過酷な実刑判決 | Excite エキサイト : ニュース
たしかに、大多数の人にとって、懲役をくらう
ということは人生の終わりを意味するかもしれない。
罪を犯して刑務所に入るんだから、そりゃ
そうだろうと、俺も思う。
だから、「過酷な実刑判決」なんて、「過酷」という
言葉を使ったのもわかる。
・・・しかし、時と状況が変われば、本当に本人は
そう思ってるのかなぁ???という疑問が生じる。
少なくとも、40年も刑務所暮しを経験している人にとって、
本当に獄中生活は、娑婆よりも過酷なのか?
や、そうじゃない。
この、おじいちゃん(?)にとっては、娑婆の生活の
方が過酷であるはずだ。
40年という年月は、堅気で暮らすほうが、むしろ
過酷であるように人間を変えてしまうのだ(汗。
しかも、年金制度の衰退・・・ってことでは、
御本家、ドイツでも事情は同じでして(※ただし、日本の
ように、議員年金の不公平感はない)、40年も
刑務所暮らしをしていた香具師の、年金給付額は、
すずめの涙程度であろうことは、安易に察することが
できる(汗。
日本でも、わずか3~4年前、失業率がピークに
達していた時、企業のリストラや入社拒否が横行し、
職を失った人達の間では、「刑務所に入っていた方が
確実に喰っていける」なんて思った人も多いことだろう。
ある意味、国の社会保障が衰退していく時、
刑務所のなかの方が、人権を守られる・・・なんて
皮肉な事態に陥る事がある。
心配なのはこの先、年金と医療保険の制度後退と、
税の高騰で社会がどういうふうに変わっていくか?
・・・なのだが、考えようによっては、刑務所は
基本的人権を守られる、最後の砦なのかも知れない。
(By:矢留蔵@ある意味、隔離されたパラダイス)
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